お手当て療法とは

まごころお手当て会では、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)の理論を礎にし、当会独自に考案したお手当て療法を通じて皆さまの健康をサポートしていきます。

お手当て療法が出来るまで

クラニオセイクラル・セラピーは米国のオステオパシー医学から生まれました。
今から100年以上も前の1900年代初頭に、オステオパシー医のサザーランド博士が頭蓋骨をながめていたところ、側頭骨が魚のエラのような形をしていることに気づき、「頭蓋骨は動いて呼吸しているのではないか」という閃きを抱いたのがクラニオセラピーの始まりでした。

サザーランド博士は脳脊髄液の奥には脳脊髄液を駆動しているもっと根源的な生命エネルギーが存在していると考察しました。
それを〝いのちの息吹 Breath of Life〟と名付けました。

その後、1970年代になってDr.ジョン・アプレジャーが一般の人向けに簡素化し体系づけた施術方法を「クラニオセイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)」と名付けました。

まごころお手当て会のお手当て療法

当会のお手当て療法では、意図的に操作をすることはしません。

あるがままに相手にそっと触れることで体の健全な内在力を引き出し、心身の問題を無理なく自然と変容していくプロセスの手助けとなります。

相手の呼吸のリズムと同調し、その空間の中で本当の意味で相手に寄り添うことができます。

すると、静けさに満たされた空間の中で、いのちの息吹が生き生きと湧き上がるのを感じられることでしょう。

お手当てのセッションは静けさへの旅であり、二人で行う瞑想ともいえます。

そのソフトなタッチは赤ちゃんや妊婦さん、ご高齢の方にも安全に手当てすることができ、人の誕生から看取りまで幅広く、ご家族や身近な方にご活用して頂けます。

「こんな軽いタッチで本当に効果があるのだろうか・・?」

と最初は不安になる方もいらっしゃいますが、
手で触れて、お手当てするというほど温かみあるものはなく、手から伝わるぬくもりは私達が想像しているよりもとても力強いものです。

講座では実習を通じ「自分もできるのだ」という自己信頼とお手当てをお互いに施すことで、とても深い癒しの時間を過ごして頂けます。